お知らせ

当院における新型コロナウィルス感染症に対する感染対策の基本

※当院(マンション2階・事務所スペース)に入室するまでの感染対策の概要:
・患者さんがインターフォンにより来訪を伝えた後、自動扉(通常閉鎖)を開錠、廊下を移動して当院の入り口扉に至る。
※発熱者の診療は、原則として、事前に電話による問診等を行い対応する。
①発熱者や感染症を疑う患者さんの直接入館を制限するための、インターフォン前の壁面に入館制限の表示を設ける。
②診療所入り口に「マスク着用と手洗い遵守」の表示を設け、これを確実に実施する。


【1】飛沫感染の防止対策:
・標準予防策の一つである、患者、医療従事者双方のマスク着用(ダブルマスク方式)の徹底。
・もし、入室後、発熱等が判明した場合は、医療従事者はフェイス付きマスクを装着。

※受付部分の透明遮蔽シートの設置に関して:
当院の構造上、受付部分を遮蔽することによって、むしろ換気を妨げ、新らたに“狭い密閉空間”を作ってしまう可能性があること、遮蔽版へのウィルス飛散・付着が問題となることなどを考慮し設置しない。24時間換気扇作動、ベランダ側の扉、窓の常時開放により換気を図ることで対処する。

・マスク着用下でも、会話は必要最小限とし、大声での会話の禁止。
・院内換気の徹底。
 ①換気扇の24時間作動。
 ②道路側ベランダの扉、窓の可及的常時開放。
 ③扇風機等の導入による気流の作成。


【2】接触感染の防止対策:
・入室者、付き添い者に対する手指消毒の指示徹底。
・職員の“一行為一手洗い”遵守の徹底。
入室時患者用、ならびに受付、診察室(医師)、処置室・レントゲン室入り口、水回りに、アルコール消毒薬を複数設置し、いつでもどこでもすぐに手指消毒可能な体制。
・多人数者が触れる室内備品に関する、定期的かつ状況に応じた徹底的な消毒、清拭。
ドアノブ、椅子、受付カウンター、体温計、金銭授受後の手指・・・等々。


【3】発熱者等の診療所内への入室制限:
・脳卒中、糖尿病、高血圧症、心疾患、慢性腎臓病、肺疾患、脂質異常症、認知症等の慢性疾患患者さんを主体的に診療している関係上、これら患者さんを「新型コロナウィルスから守る」という観点から、発熱、感冒症状患者の受け入れを原則制限。
・入室時、患者、付き添い者を含め全例に体温測定を実施する。
※37.0~37.4℃:随伴する症状により診察の可否を決定、無症状の場合でも他の患者との接触を避けるため、まず処置室に誘導する。
※37.5℃以上:別途受診時間を設定し再来を指示するか、発熱外来受診を勧告。
・もし、感染疑い患者の紛れ込みのあった場合は、直ちに、処置室に誘導し、診察の可否を判断。


【4】3つの“密”の防止:
・患者受診の抑制:
 ①電話・ファックス等により処方箋を発行し、受診患者数の制限。
 ②診療時間短縮、休診日設定による接触機会の低減。
・「3密を避ける」ための注意事項の院内表示。
 ①席はマスコットの置かれた場所を避けて座ること。
 ②「付き添い」の制限。下記の方以外の付き添いを制限。
 (1)車いす利用、高齢、関節疾患等のため歩行介助が必要な方。
 (2)認知症。
 (3)保護者の必要な小児。


【5】医療従事者への感染対策指導:
①1日2回(出勤前・就寝前)の体温測定。
・37.0℃を越える時は、電話による報告・相談。
・37.5℃以上の時は、出勤禁止。その後の対応を相談。
②何らかの体調不良時は、電話による報告・相談。
③勤務以外の日常生活における注意。
・外出時も、マスク着用、アルコールによる手指消毒を徹底すること。帰宅後の、手洗い、うがいの励行。
・不特定多数の出入りする場所には、不要不急の場合を除き、可及的に立ち入らないこと。立ち入る場合も、その場所の感染対策状況を評価し、安全を確認すること。

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