診療案内

生活習慣病管理外来(脳卒中再発予防)

検診等で、“血圧が高い”、“コレステロールや中性脂肪が高い”、“糖尿病もしくは糖尿病の気がある” 等と指摘されたがどう対処してよいかわからない。
まず、診断基準に基づき、(1)糖尿病、(2)高血圧、(3)高脂血症であることを正しく診断します。そして、血液検査に加え、血圧脈波伝播速度、頚部頚動脈エコー等を駆使して動脈硬化の進展度を把握し、それらのデーターを総合的に分析したうえで、生活習慣改善指導、投薬などの治療計画をたてます。
脳卒中は、急性期の診断、治療によって全て解決するわけではありません。必ずといっていいほど合併している生活習慣病を管理・治療し続けなければ、再発の危険性が極めて高い疾患です。それ自体痛くも痒くもない生活習慣病は、“静かなる殺人者―silent killer”ともよばれ、脳卒中や心筋梗塞の重大な危険因子であることが明らかとなっています。これらの疾患の発症を予防するためには、今からすぐにでも生活習慣病の管理に取り組むことが重要です。

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